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　首相は、総額４兆円規

投稿日時：[2011-07-07]

　これに対し、事前に知らされていなかった厚生労働省は強く反発。（2011年4月13日23時51分  最新新聞）。慌てた野田財務相は１１日、細川厚生労働相に釈明した。１兆円程度の建設国債発行はやむを得ないのでは」（幹部）との声も出始めている。財源不足を補うため、補正予算の原案には、基礎年金の国庫負担に充てる予定だった２・５兆円を補正予算の復興財源に回すことを明記し、１１日に自民、公明両党にも伝えた。原案は約１０００億円の財源を捻出するとしているが、会議では反論が出たという。１３日の党外務部門会議は、補正予算の原案に盛り込まれたＯＤＡ（政府開発援助）２割削減方針への反対を決めた

 巨大地震　東日本大震災の復旧・復興策の策定をめぐり、政府・民主党の拙い対応が各方面で顕在化している。　首相は、総額４兆円規模の第１次補正予算案では国債を発行しない方針だ。

　２０１１年度第１次補正予算案の財源案は、調整不足のため、政府・与党内から反発が噴出。　民主党内には、「年金財源の２・５兆円全額を復興に使うのは難しい。菅首相が記者会見で野党に呼び掛けた復興計画作りについても根回し不足がたたり、「唐突すぎる」と不満が相次いでいる。しかし細川氏は１３日の衆院厚生労働委員会で、「年金の安定性との整合性を考え、総合的に判断しなければいけない」と年金財源の「流用」に強い不快感を表明した。　歳出見直しによる財源確保にも、党内から異論が相次ぐ