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　フジモリ政権末期の２

投稿日時：[2011-07-05]

どの候補も当選に必要な過半数の獲得は困難とみられ、決選投票になる可能性が高い。フジモリ政権下では地方に道路や病院、学校などを建設したが、その後の政権は貧しい人々を見捨てたとの主張だ。（リマ＝平山亜理）。ここ数カ月で急上昇し、終盤で支持率トップに立った。ケイコ氏が選挙戦最終日の７日夜、リマ市の低所得者層が多い地区で話すと、数千人の支持者から拍手がわいた。　「史上最良の大統領だった父、アルベルト・フジモリの娘であることが誇りだ」。ただ、ガルシア氏の与党が、他の候補支持を直前に表明。チャベス氏とも距離を置いたが、経済のグローバル化に反対する基本的な主張は変わっていない。　今回は、前回トレードマークだった赤いシャツを、白いシャツとネクタイに変えた。世論調査では、前回大統領選で現職のガルシア氏に敗れた左翼の元軍人オジャンタ・ウマラ氏（４８）がリードする。０６年の大統領選で初出馬

２位の決定までに時間がかかる可能性もある。　南米ペルーで、任期満了に伴う大統領選の投票が１０日朝（日本時間同日夜）始まった。２位争いは激戦になりそうだ。　経済成長の恩恵に浴せず、現状へ不満を抱える多くの人々の間では、民族主義的な左翼の立場から「変革」を訴えるウマラ氏の支持率が高い。　リマ市で、水も電気もない小屋に４人家族で暮らすタニア・キスペさん（２８）は「フジモリ氏は貧しい人のために働いた。貧困層から支持を受け、トップで決選投票に進んだが、ベネズエラのチャベス大統領の影響が強く、急進的な主張が敬遠され、ガルシア氏に敗れた。　フジモリ元大統領の長女で、世論調査で２位につける国会議員のケイコ・フジモリ氏（３５）が決選に進む公算が大きいとみられてきた。　一方で、クチンスキー氏は富裕層や企業家らの支持を受け終盤に急上昇。　フジモリ政権末期の２０００年、政治の腐敗を批判して反乱を起こし注目を浴びた。　ロイター通信などによると、直前の民間調査会社「ＣＰＩ」の調査でウマラ氏の支持率は２９％、ケイコ氏が２１．５％、元首相のクチンスキー氏が１９．３％、前大統領トレド氏が１５％。娘のケイコに入れる」と話す