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しかし訪中時期について

投稿日時：[2011-07-01]

　正恩氏の訪中説の背景について、韓国の元世勲(ウォンセフン)国家情報院長は１８、１９日に開かれた韓国国会の情報委員会で、中国の党、政府の幹部たちが最近、訪朝するたびに口頭で訪中を要請していることを挙げた

　韓国情報当局周辺では、正恩氏が今月７日の最高人民会議で政府最高機関の国防委員会入りした後、遠くない時期に中国指導部へのあいさつを兼ねて訪中するだろうとみられてきた

その時期について、金日成主席の誕生日（４月１５日）、朝鮮人民軍創設記念日（同２５日）の行事を避け「４月下旬から５月上旬にも」と、具体的に取りざたされていた

さらに国家指導者としての肩書で、中朝経済協力を得ることで、国内的な指導力強化を目指す狙いも考えられる

　正恩氏が訪中すれば、昨年９月に後継者として登場して以来、初の外遊で、国際舞台での公式デビューとなる

 北朝鮮　【ソウル＝宇恵一郎】北朝鮮の金正日(キムジョンイル)総書記（６９）の三男で後継者に確定した朝鮮労働党の金正恩(キムジョンウン)党中央軍事委副委員長（２８）が早ければ月内から５月にかけて訪中するのではないかという情報が韓国政府周辺で取りざたされている

しかし訪中時期については、「いずれ訪中するだろうが、把握している特別な動きはなく、予測が難しい」と述べるにとどまっている

　国際的に孤立する北朝鮮の次期指導者として、最大の友好国の中国の「承認」が必須との見方だ

（2011年4月21日10時17分  デイリー新聞）