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民主党がこの「壁」を超

投稿日時：[2011-07-01]

共産党は９日、民主党に対し、子ども手当の恒久法案化や１月から実施された所得税の年少扶養控除廃止の見直しなどを要求した。　民主党は１０日の与野党国会対策委員長会談で、子ども手当の現行の支給（１万３０００円）を２０１１年４月以降も６か月延長する「つなぎ法案」について、野党各党に協力を要請した。公明党は「幹事長会談で協議すべきだ」と賛否の言及を避けたが、井上幹事長は既に反対の意向を示している。（2011年3月11日10時05分  最新新聞）。

　共産、社民両党は賛成の方向だが、参院では両党と与党、与党系無所属議員１人を合わせても、過半数（１２１）に１議席足りない

　これに対し、共産、社民両党は「つなぎ法案」に前向きな意向を示した。ただ、共産党は現行法の失効で「児童手当に戻るのは最悪だ」（市田書記局長）とし、要求が完全に通らなくても賛成する構えだ。民主党がこの「壁」を超えるのは容易ではなく、延長の実現はなお流動的だ。　会談では、自民、みんなの党、たちあがれ日本の３党が反対を表明した