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県議会対策などというこ

投稿日時：[2011-06-30]

結局知事自身が「議会に諮る時期などの選任手続きは、今後議会と調整したい」と火消しのコメントを出して事態は収束したが、県議選で知事与党の民主党が大敗し、自民党が単独過半数を占めた影響が早速表れた格好だ。県議会対策などということは全く考えていない」と全面否定した。軌道修正を図った。 地方行政　静岡県の川勝知事は１１日の記者会見で、現在の副知事２人に加え、政策の企画・立案を担当する３人目の副知事を置きたいとの考えを明らかにした。

　県幹部や県議会の与党議員なども事前に全く知らされていない突然の意向表明であることに加え、２９日で任期が満了する現在の県議会の臨時会を前日の２８日に招集して副知事の選任同意を求める考えも示したことから、「知事与党が少しでも多いうちに駆け込みで人事を行おうということではないか」との臆測が一気に関係者間に広がった。県議選で川勝知事与党の民主党が大敗した翌日に、３人目の副知事を任命するため任期満了直前の現議会を４月２８日に招集し、同意を得たい考えを発表したことについて、「単独過半数を獲得した自民党対策か」と質問された川勝知事は、「必ず県のためになると強く確信し、（副知事候補を）選んだ。「『チーム川勝』を組み、副知事トロイカ体制でやっていきたい」と述べた

　しかし、１１日夜になって、県知事戦略局は日中の川勝知事の会見内容について「副知事選任にかかわる私の発言は、３人目の副知事の必要性への思いを伝えたもの。川勝知事は、“意中の人”がおり、すでに内諾を得たことを明らかにしたうえで、その相手について「県の政治を経験し、県の実情によく通暁され、政策能力にたけているという評価が党派を問わずに確立されている」と評価。議会に諮る時期など選任手続きは、今後、議会と調整したい」との知事自身のコメントを発表。　会見で川勝知事は、「本県のエネルギー施策などの補正予算を政策的にしっかり作るため、今、３人目の副知事を考えている」と切り出した。　１０日の県議選で当選した新議員の任期は４月３０日から。（2011年4月12日09時09分  最新新聞）。　副知事は県の条例で３人まで置くことができ、現在は県庁出身の岩瀬洋一郎氏と総務省出身の大村慎一氏が務めている