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ただ、意識、口調ははっ

投稿日時：[2011-06-30]

 地方行政　秋田県立脳血管研究センターに入院した佐竹知事の病状について、県は１４日記者会見を開き、知事の容体について、軽い脳出血があり、公務復帰は連休明けになることを明らかにした。　県が意図的に脳出血の事実を伏せたことについて、１４日、３回にわたり記者会見が開かれ、佐々木昌良総務部長は「重大な脳疾患ではないという意味だった」「知事という影響力のある立場を考えると、言うことをためらった」「知事と家族の了承を得てから発表しようと思った」など、苦しい釈明を繰り返した。　県によると、頭部右側に微量の出血がみられ、左手の指が少し動きにくい状態だという。結果的に県民に虚偽の説明をしたことになる。引き続き、治療のため２～３週間入院して、５月９日の公務復帰を目指す。説明責任と危機管理のあり方を問われると、佐々木部長はようやく「結果として事実と異なることが県民に伝わり申し訳ない」と陳謝した。

　知事が入院した１２日に開いた記者会見で、県は「脳疾患の疑いはない」と説明したが、その時点で副知事以下県幹部は脳出血の事実を把握していた。　県は１２日、「脳疾患の疑いはなく、念のため検査入院した」と説明していた

しかし、１４日の記者会見で、副知事以下県幹部は実際、１２日には、脳出血の事実を知っていたことが明らかになった。私の判断」と組織ぐるみの事実隠しを否定した。　病状を伏せるよう県幹部で意思統一したかについては、佐々木部長は「そういう協議はしていない。　しかし、結果的には、「知事は脳疾患ではない」という誤った情報が垂れ流しになり、１４日まで県は訂正すらしなかった。ただ、意識、口調ははっきりしており、後遺症も残らないと診断されたと説明する。（2011年4月15日13時00分  最新新聞）