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人権状況改善に期待感を

投稿日時：[2011-06-30]

キャンベル次官補が７日の北京での楊潔チー（ヤン・チエチー、チーは竹かんむりに褫のつくり）中国外相との会談で、人権状況に懸念を表明したという。　米国務省は８日、２０１０年の各国の人権状況をまとめた報告書を公表した。盲目の人権活動家、陳光誠氏らの自宅軟禁などにも言及し、「自由な言論の封殺を狙って失踪させられるなどの超法規的措置をとることが増えている」と批判した。（ワシントン＝村山祐介）。　また、報告書は北朝鮮について「厳しい情報統制が続き、国民は適正な法手続きを踏む権利を否定され、独断的に拘束されている」とした

　報告書は中国について「弁護士や活動家、記者らへの制約や市民社会への締め付けが強まり、ネットへのアクセス制限などの試みも増えている」と指摘。クリントン長官は記者会見で、中国の著名な芸術家、艾未未氏の当局による拘束を「法の支配に反する」と非難し、「表現の自由」の行使で拘束された全市民の釈放を要求した。