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　有力４候補の大混戦で

投稿日時：[2011-06-29]

　３日発表された世論調査によると、前回、決選投票で敗れた左派のウマラ元陸軍中佐（４８）が支持率２５～２９％でトップ

ケイコ氏とトレド前大統領（６６）、クチンスキー元首相（７２）の３人が支持率１６～２２％で追う

ただ、財界などの懸念は根強く、ウマラ氏が世論調査で首位に浮上した３月後半、ペルーの通貨ソルや株価は一時下落した

地元メディアは、ウマラ氏失速の可能性を指摘する

　有力４候補の大混戦で、いずれも当選に必要な過半数の票を獲得できず、６月５日の決選投票にもつれ込む見通しだ

（2011年4月9日06時08分  デイリー新聞）

　左派のウマラ氏は、天然資源の国家管理強化などを強調しすぎた前回の反省からか、穏健路線を強調している

　【リオデジャネイロ＝浜砂雅一】ガルシア大統領の任期満了に伴う南米ペルーの大統領選が１０日、投開票される

アルベルト・フジモリ元大統領（７２）の長女で国会議員のケイコ氏（３５）も上位につけており、決選投票に残ると、父娘２代の日系人大統領誕生の可能性も出てくる