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同日午後、宮城県石巻市

投稿日時：[2011-06-29]

孤立して支援の手が届かない避難所も多い。　東日本大震災は発生から４日がたった。　一方でこの日、各地で救出される人が相次いだ。　１６日は被災地の広い範囲で雪になるとの予報だが、多くの避難所で、暖をとる手だてや食料が不足している。自衛隊によると、宮城県内では１５日の日中に６０人が救出されたという。　朝日新聞が警察庁や自治体、自衛隊などの情報を集計したところ、震災による死者数は１２都道県で４８５１人以上、安否確認のできない人は宮城、岩手など６県で１万４４２８人以上（いずれも１５日午後１１時現在）になった

死亡者数はさらに増える見込みだ。岩手県大槌町で７０代の女性が９２時間ぶりに、石巻市で２５歳の男性が９６時間ぶりに、それぞれ住宅の中で動けなくなっていたところを助け出された。死亡者数は、１５日午後１１時現在で４８００人を超えた。関連トピックス

• 地震。岩手県内の死者は宮城県に次いで１千人を上回った。　また、滑走路が冠水して閉鎖されていた仙台空港で、１５日午前７時から救援用のヘリコプターに限って２４時間態勢で離着陸が可能になった

  朝日新聞の調べでは、避難所に身を寄せている人は、岩手、宮城、福島、茨城の４県を中心に計約５２万人。同日午後、宮城県石巻市の亀山紘市長は「市内の死者は現在１千人を確認し、１万人に近づく」と語った