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　７万５千人以上が避難

投稿日時：[2011-06-25]

　中東の衛星テレビ局アルアラビアによると、アジュダビヤでも政府軍と反体制派の戦闘があった模様だ。すべての男女が彼らに向かって（対抗して）行進すべきだ」と警告。国内の混乱から多数の外国人労働者が周辺国に逃げ出していることについても「リビア人の職が増える」と強弁しており、大規模な内戦に突入しかねない雰囲気だ。　最高指導者カダフィ大佐は２日、首都トリポリでの演説で、「ベンガジの武装勢力の連中がそのまま居続ければ、国が崩壊に向かう。石油関連施設を狙ったとみられ、反体制派がおさえる同国東部の奪還にむけ、政府軍の反転攻勢の激しさが増している。２日の攻撃については反体制派が押し戻したとされ、反体制派の士気は下がっていない。受け入れられない

　【ザルジス（チュニジア東部）＝前川浩之】リビアの政府軍は３日、反体制派の影響下にある同国東部ブレガを再び空爆した。　ブレガは２日朝も大規模な戦闘があった都市。リビア当局が、避難民を国境付近で制止し、流出をおさえて平静を装う動きもみられ、緊張が続いている。反体制派も対空高射砲で応戦する構えを崩しておらず、政府軍がさらに攻撃を加えるという情報があることから、近くのアジュダビヤの部隊を移して戦闘に備えているという。　７万５千人以上が避難したチュニジア側の国境は混乱が続く。反体制派の拠点になっている同国第２の都市ベンガジから南西に約２００キロ離れている。