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１８５６年の開館当時の

投稿日時：[2011-06-25]

　金箔（きんぱく）を施す作業には１５０人以上の職人が必要で、各地から集められた。金箔を施す面積は全体で９８３平方メートルという。劇場の再開は今年秋に予定されている。ロシア南部ロストフ州から来たオレクさん（３２）は普段はロシア正教の教会で修復をしているが、「ボリショイの歴史的修復に関われて光栄だ」と語る

ミューズ（女神）やアポロン（太陽神）が描かれた天井画はほぼ完成し、観客席の装飾に黄金色を復元する手作業も進む。ソ連色が消されるのも一つの特徴だ。ソ連の国章がはずされてロマノフ家の紋章が復活し、幕のソ連国章もロシアの国章に替わる。