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今年も寄付に出す２５個

投稿日時：[2011-06-25]

２０人の社員で年間約１万個をつくる。　漫画「タイガーマスク」の主人公を名乗る人物から、児童養護施設などにランドセルが届けられる動きが広がりを見せているが、中村徳光専務（５０）は「心の底から新入学を祝おうとする気持ちが伝わってくる」と話す。今は作業が連日深夜にまで及ぶが、それでも需要に追いつかないという。　問い合わせは同社（http://www.nakamura-kaban.net/）へ。　新入学シーズンを前に、ランドセルの製造・出荷がピークを迎えている

東京都足立区の中村鞄（かばん）製作所では、従業員らが手作りの製品の検品と荷造りに追われていた。　同社も１９７４年から、所属する東京足立鞄工業会の事業として、また９８年以降は単独でランドセルを児童養護施設などに贈ってきた。今年も寄付に出す２５個が発送を待つ。一つひとつ手作業で検品されるランドセル＝東京都足立区の中村鞄（かばん）製作所、仙波理撮影