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しかし、事故後の同社の調査では、追突した車両は１３６メートル手前でも時速３６キロで走行していたという

投稿日時：[2011-06-23]

。　ＪＲ西は内規で、保守車両は、前方車両の作業区間の５００メートル手前から時速３０キロ以下で走るよう定めている。しかし、事故後の同社の調査では、追突した車両は１３６メートル手前でも時速３６キロで走行していたという。前方車両の男性作業員の両肩に軽傷を負わせた疑いがある。　運転手は県警の調べに対し、「トンネル内は排ガスやほこりで前方が見えにくかった」と説明したといい、県警はそもそも視界が悪い状況で、スピードを出しすぎていたことを重くみたという

捜査関係者への取材で分かった。　県警によると、運転手は昨年７月２２日午前４時２０分ごろ、新神戸―西明石間にあるトンネル内の上り線で保守車両を運転中、前方に停車していた別の保守車両に気付きながら、急ブレーキをかけずに追突。また、作業責任者は、運転手に急ブレーキをかけるよう指示したり、自ら急ブレーキをかけたりするのを怠った疑いがある。　神戸市須磨区の山陽新幹線須磨トンネル内で昨年７月、保守車両２台が衝突して作業員１人がけがをした事故で、兵庫県警は近く、追突した車両を運転していたＪＲ西日本の孫請け会社の男性運転手（２７）と同乗していた作業責任者の男性（６４）について、業務上過失致傷と業務上過失往来危険の疑いで書類送検する