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ただ、反体制派内にも方針を巡って温度差があるとみられ、どこまで協調できるかが今後のカギを握りそうだ

投稿日時：[2011-06-23]

　カダフィ氏は２７日、セルビアのテレビ局の電話取材に応じ、「国内問題への干渉は許されない。少数の反乱派が我々に包囲されているだけ。　反体制派が支配する東部ベンガジの市民グループは「国民評議会」について「移行期のリビアの革命の『顔』になる」と記者会見で語った。まったく平和だ」と述べ、制裁決議をした国連を批判した。ただ、反体制派内にも方針を巡って温度差があるとみられ、どこまで協調できるかが今後のカギを握りそうだ

　【ベンガジ（リビア東部）＝井上道夫、カイロ＝古谷祐伸】リビアでは、最高指導者カダフィ大佐の政権から離反したアブドルジャリル前司法書記（法相）が「暫定政府」樹立の意向を表明し、反体制派の市民グループが「国民評議会」を設立すると発表するなど、政権崩壊を見据えた動きが相次いでいる。