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反体制派側の調べに「チャドから１０日前にやってきた」と証言する１６歳の少年だった

投稿日時：[2011-06-22]

　傭兵部隊との戦闘で殺害された住民は、ダルナや周辺のシャハット、ベイダなどを合わせると６０人を超える。カダフィ氏に対する忠誠心は高い。　【ダルナ（リビア東部）＝井上道夫】リビアのカダフィ大佐に雇われたアフリカ系兵士が、教室の一角にうずくまっていた。

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次ページ。　拘置所の責任者によると、中東で反政府デモが広がったことを受け、政権が兵士をかき集めた形跡がある。　ただ、今回の戦闘に参加している傭兵部隊の多くは、デモ前からリビアで暮らしていた兵士らと見られる。　傭兵への取材は認められなかったが、反体制派が押収したある傭兵のパスポートにはチャド生まれとの記載があった。　リビアでは、政権側が反体制派に激しい攻撃を加えている。だが、応じた人たちがリビアに入ると、「お前たちには戦ってもらう」と武器を渡されたという。