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　倒れていた女児のそばで、白色のジャンパーを着た２０代ぐらいの男が通行人の女性（７４）に目撃されている

投稿日時：[2011-06-22]

　県警によると、女児は２５日午前２時半まで宇部市内の病院で縫合手術をし、全治１カ月以上の重傷と診断された。傷は首にも及んだほか、ほおには深い傷があった。　現場近くに住む人などによると、うつぶせになって倒れていた女児には黒いゴミ袋がかけられ、近くには女児のものとみられるランドセルやピンク色のジャンパー、防犯ベルが落ちていた。　倒れていた女児のそばで、白色のジャンパーを着た２０代ぐらいの男が通行人の女性（７４）に目撃されている

県警は、鋭利な刃物のようなもので、しつように切りつけられた、とみている。女児は５時間目の授業を終えた２４日午後３時すぎ、同級生２人と一緒に下校したが、途中で同級生と別れ、事件当時は１人で歩いていたという。県警は、女性の証言をもとに男の似顔絵を作製し、周辺住民らへの聞き込みをしている。生命に別条はないという

宇部署は、何者かが殺意を持って切りつけたとみて、容疑を殺人未遂に切り替え、１３０人態勢で捜査している。　山口県宇部市の路上で２４日午後、小学２年の女児（８）が切りつけられた事件で、女児の傷が、顔や首の計十五、六カ所に及んでいることが２５日、県警への取材で分かった