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古い消火器の破裂事故は全国で相次いでいるが、管理者が起訴されるのは異例という

投稿日時：[2011-06-22]

地検によると、男性は「危険性はわからなかった」と起訴内容を否認しているという。　大阪市東成区で２００９年９月、駐車場に放置されていた消火器が破裂し、小学生の男児（当時１０）が大けがをした事故で、大阪地検が駐車場を管理していた男性（５７）を業務上過失傷害罪で大阪地裁に在宅起訴していたことが地検への取材でわかった。地検は「結果の重大性などを総合的に考慮した」としている

　地検によると、問題の消火器は１９８９年の製造。古い消火器の破裂事故は全国で相次いでいるが、管理者が起訴されるのは異例という。男児は一時意識不明の重体となり、後遺障害が残ったという

　起訴状によると、男性は駐車場に消火器が放置されていたのを知りながら、撤去するなど事故を防ぐ注意義務を怠り、０９年９月１５日、破裂事故で男児の頭部などに６カ月の大けがを負わせたとされる