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今季日本各地で発生している鳥インフルは、シベリア付近から南下する渡り鳥が感染源として疑われている

投稿日時：[2011-06-22]

養鶏場での殺処分を終え、消毒を受ける県職員ら＝２２日午後６時、宮崎市佐土原町、藤脇正真撮影。宮崎市の養鶏場では網目の直径が約２センチ程度の防鳥ネットが設置されていたといい、調査チームはネットについても調べる。　鶏舎は縦４２メートル、横７メートル、高さ３．５メートル。　昨年１１月に鳥インフルが発生した島根県安来市の養鶏場では、鶏舎の金網に穴が開いており、野鳥が侵入できる状態になっていた。　農水省などによると、この養鶏場には鶏舎が六つあり、計約１万羽を飼育していた。（大谷聡）。人や物に付着したウイルスが出入り口から侵入した可能性があるといい、農水省は専門家による疫学調査チームを派遣して詳しく調べる

　　。今季日本各地で発生している鳥インフルは、シベリア付近から南下する渡り鳥が感染源として疑われている。約１５００羽がカゴに入れない平飼いという方法で飼育されており、側面は金網状で空気が通るようになっている。　宮崎市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの問題で、死んだ鶏の多くは鶏舎の出入り口近くで見つかっていたことが農林水産省と宮崎県の調査でわかった。調査チームは、出入り口付近に消毒槽が適切に設置されていたか調べる。このうち養鶏場全体の入り口に最も近い鶏舎で２１日、鶏３６羽が死んでいるのが見つかった。　また養鶏場から約５００メートル離れた場所に、カモ類が飛来する池があることも判明した

３６羽の大半はその鶏舎に１カ所だけある出入り口近くで死んでいた