人気のゲーム一覧:

PSO2 RMT TERA RMT FF14 RMT ドラゴンネスト RMT AION RMT アラド RMT リネージュ2 RMT ラテール RMT メイプルストーリー RMT
◎ゲームにより、リアルマネートレードサービスを利用する場合、遊戯しているアカウントが停止となる可能性があるため、そのリスクを承知の上ご利用は自己責任でお願いいたします
ユーザID:
パスワード:
認証コード:   

PCゲーム

モバイルゲーム

RMT >FF11 RMT

「FFXI」大規模アップデート速報:クライマックスへと差し掛かるアルタナ拡張,アイテム強化システム“メイジャンの試練”実装など

投稿日時:[2010-03-23]

2010.03.23

  4gamerによって、スクウェア・エニックスは本日(3月23日),MMORPG「ファイナルファンタジーXI」(以下,FFXI)において大規模アップデートを実施した。今回のアップデートは,FFXIプレイヤーの度肝を抜く数々の発表がなされた“ヴァナ★フェス2010”以来,初となるもの。現在ゲーム内は,ヴァナ★フェスの発表を受ける形でかなりの盛り上がりを見せており,多くのプレイヤーがこのアップデートに注目していることだろう。それではさっそく,主なアップデート内容をチェックしていこう。

「アルタナの神兵」はいよいよクライマックスへ


 過去のヴァナ世界を舞台に繰り広げられてきた「アルタナの神兵」のストーリーが,いよいよクライマックスへと差し掛かる。今回新たに追加されたエリア“ズヴァール城[S]”は,かつて水晶大戦において,獣人連合軍を率いる“闇王”との最終決戦が行なわれた地としてよく知られている。はたして未来からやってきた冒険者は,アルタナミッションを通じて,この歴史にどのような形で介入していくのか。そしてその介入により,現代世界にどのような影響を及ぼすのか。実に気になるところだ。

 このズヴァール城のエリアは,ミッションやクエストだけでなく,カンパニエバトルの舞台としても訪れることになる。位置的にはズヴァール城の手前にある屋外エリア“ザルカバード[S]”ですら,横断するだけでも困難を極めるエリアであった。迷路のように入り組んだ立体構造のズヴァール城では,一体どのような戦いが繰り広げられるのだろうか……。



 ちなみに少し先の話になるが,次回の大規模アップデート(現時点で初夏予定となっている)にて,アルタナの3国クエストは完結する予定となっている。また,それと同時に,新たなハイエンドコンテンツとして“ウォークオブエコーズ”が登場する予定だ。プロマシア拡張における“リンバス”や,アトルガン拡張における“エインヘリヤル”は今でも人気が高く,来るべきウォークオブエコーズに向けて,今からアルタナミッションを進めておく価値はあるだろう。



コアプレイヤー向けの新要素が追加


 レベル75のキャラクター向けの新たなクエスト群として,“メイジャンの試練”なるものが実装された。これは,NPCから受けたクエストをこなすことで,アイテムに+αの能力を加えられるというもの。FFXIでは今後,段階的なレベルキャップ開放が予定されているが,メイジャンはこれまで集めてきたアイテム資産への救済措置として,プレイヤー達からの注目を集めている。

 メイジャンのクエストは,武器,防具,生活スキル,冒険スキル,第3の最強武器(仮)の五つのジャンルがある。今回のアップデートでは,“武器”に関する一部のクエストが確認できた。クエストの難度と+αのグレードにもよるが,レベル75のキャラクターにとっての大きなモチベーションとなりそうだ。


 そのほか,コアプレイヤー向けの要素としては,新たなノートリアスモンスターが多数追加された。そして新方式の生産システム“錬成”のボリュームが,順当にアップしている。

 新たなノートリアスモンスターと戦うには,事前にNPCに話しかけたうえで準備を行なう必要がある,とのこと。逆に言うと,準備を行なっていないプレイヤーは戦えないわけで,従来コンテンツで言うと“花鳥風月”のように,他人との取り合いなどに煩わされることなく遊べるシステムなのかもしれない。
 錬成に関しては大量のレシピが追加されており,アイテム名を見るだけでもかなり有用なモノが揃っていそうな雰囲気。合成と比べると,今のところの認知度はそれほど高くない錬成システムだが,公式サイトなどで詳細をチェックしておくとよいだろう。



ジョブのバランス調整など


 ヴァナフェスの開催後のことなので,ご存じでない人もいるかもしれないが,各ジョブに対する今後の大まかな成長方針が,特設サイト上で公開されている。全20種あるジョブそれぞれに言及しているので,FFXIプレイヤーは一度目をとおしておこう。
 そして今回は,それらの中から召喚士,獣使い,からくり士の3ジョブに対する上方修正が行なわれた。

 注目すべきはなんといっても召喚士で,久々の新召喚獣として“オーディン”及び“アレキサンダー”が登場。これらは両方とも,アトルガン拡張における重要キャラクターで,前者はエインヘリヤルのラスボス,そして後者はアトルガンミッションのラスボスである。

 召喚獣としてのポテンシャルも高く,オーディンはFFシリーズ経験者にはおなじみの“斬鉄剣”,アレキサンダーは被ダメージ及び状態異常を大幅に軽減する“絶対防御”が使える。必殺技クラスの効果といってよく,それだけに2時間アビリティの最中のみ使用可能となっている。従来の召喚獣と比べて,使いこなしにテクニックが求められるが,召喚時はパーティ内が大きく盛り上がりそうだ。


 最後に,今回の大規模アップデートと同じタイミングで,一部ワールドの統合が行なわれたこともお伝えしておこう。人口の少ない八つのワールドが,別のワールドに吸収される形での統合となっており,現在の一般向けワールドの数は24となっている。

 少々残念だったのが,キャラクター名が重複した際の対応で,統合先のワールドに同名キャラクターが存在する場合は,問答無用で変えさせられてしまう。長年プレイし続けているキャラクターは我が身の分身ともいえる存在で,それだけに,キャラクターの名前に愛着を持っている人は多い。ワールドの統合自体は仕方のないことではあるが,もし次の機会がある場合は,キャラクター名が重複した際の対応の,改善を期待したいところだ。


 公式発表を見る限り,主な見どころとしては以上である。プレイヤーにとって気になる変更点が多いが,FFXIを大局的に見ると,真打となるのはその次の大規模アップデートで,今回はそのための準備段階という印象を(個人的に)受けた。次回の大規模アップデートでは,レベルキャップの開放,アルタナ3国クエストの完結,そしてウォークオブエコーズや3種類の新アドオンの実装などが予定されている。これらによって,FFXIが文字どおり“激変”することは想像に難くないが,今はひとまず,今回の大規模アップデートの内容をじっくりと楽しむとしよう。