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{ドラゴンネスト} CBTを遊んでみて新たに分かっちゃったことをお届け
投稿日時:[2011-05-11]
4月28日から5月10日にかけて,ハンゲームのオンラインRPG「ドラゴンネスト」でクローズドβテストならびにエクストラクローズドβテストが実施された。多くのオンラインゲーマーが,今年のゴールデンウィークはドラゴンネストと共に過ごしたのではないだろうか。
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本作のゲーム概要については,すでに4Gamerで何度も何度も記事化している。そこで今回はちょっと趣向を変えて,CBTに参加してみて気が付いたことなどを中心に,あれこれお伝えしていきたい。
ドラゴンネストのプレイアブルクラスは,キャラクターの作成段階では4種類から選べる。「ウォーリアー」と「クレリック」は近接タイプで,「アーチャー」と「ソーサレス」は遠隔タイプ……,などといった基本要素は,皆さんもすでにご存じのことだろう。
CBTでのレベルキャップは15であったが,本作はレベル16まで育てることで韓国では既に実装されているクラスチェンジのクエストが発生,このクラスチェンジを経て,4クラスはそれぞれ二つの上位クラスへと分岐していく。恐らく今後の展開で,日本でもレベルキャップが開放され,それに伴いクラスチェンジも可能になると思われるが,この転職はCBTの参加者にとって,おそらく最大の関心事だろう。
転職後の各クラスの特徴については,韓国版の情報になるが「こちら」の記事にてムービー付きで解説している。CBTのプレイ後に見ると,また新たな発見があると思うので,もう一度チェックしておこう。
![]() ウォーリアー |
![]() アーチャー |
![]() クレリック |
![]() ソーサレス |
今回のCBTで個人的に注目していたのは,ドラゴンネスト独自のゲームパッド環境が,テスター達にどのように受け入れられるかである。これに関しては筆者が見た限り,予想以上に好評であったようだ。「“キーボード+マウス”よりも,ゲームパッドのほうが操作しやすい」といった声を,プレイ中もよく耳にした。具体的には,照準合わせをサポートする「エアアシスト」(※)ボタンが強力で,1対1のバトルではちょっと便利すぎるかも? と感じたくらいである。
ただ,ゲームパッドを使うための「ハンゲーム ユーティリティ」を導入する段階で,トラブルもちらほらあったようだ。このあたりの分かりやすいサポートは,今後必要となってくるかもしれない。
![]() ドラゴンネストの戦闘はノンターゲッティングシステムだが,操作はカンタン。エアアシストをはじめとしたサポート機能が充実している |
![]() 画面中央の×印(クロスヘアー)に注目。これが白の状態で通常攻撃を行っても,モンスターまで届かない可能性が高い |
![]() クロスヘアーが赤になったのを確認してから攻撃すれば,だいたい命中する。武器やスキルによっても微妙に変わるので,そのあたりは確認しておきたい |
![]() 同じ遠隔系のクラスでも,ソーサレスは範囲系の攻撃スキルに長けている。アーチャーと比べると,若干アバウトなエイミングでも何とかなることが多い |
その一方で,エアアシストの恩恵に授かれない“キーボード+マウス”派で,なおかつTPS/FPSが得意でない人にとっては,アーチャーやソーサレスの操作に少々慣れを要したかもしれない。少しアドバイスをすると,画面中央に表示される照準(クロスヘアー)の“色”を参考にするとよいのだ。敵を捕捉して,射程範囲内に入ると,このクロスヘアーが白から赤へと変わる。その際に攻撃を行えば基本的には命中するはずだ。
このゲームでは,HPを回復するためのポーションが,ショップなどで購入できない。序盤のクエスト報酬でいくつか入手できるものの,どうやらそれ以外の方法では,事前に確保しておくことができないようだ。最初はやりにくさを感じたが,実際にプレイを進めてみると,これはこれで違った魅力があることに気付いた。
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ダンジョンの攻略中は,モンスターや宝箱などから,拾うことでHPを瞬間的に回復できるアイテムを手に入れられる。これらは数が限られているため,仮にHPが満タンだった場合はすぐには取らず,後のために確保しておくのが賢い。逆に,ペナルティアイテムがさりげなくドロップすることもある。ドロップアイテムを取捨選択し,どのタイミングで拾うのかを考えていくのが,より効果的に戦うためのコツだ。
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また,回復ポーションがないことで,クレリックの回復スキルに代表される,プレイヤー間の協力要素の重要度が大きく増している。今後メインクエストを進めたり,アビスモードへ挑戦するようになったりすると,協力要素はさらに重要となってきそうな雰囲気だ。
これまでのアクションRPGというと,敵の中へガンガン突っ込んでいき,HPが減ったらポーションをがぶ飲みし,ドロップ品はとりあえず全部拾い……,といったパワープレイになりがちであった。キャラクターが強力になるにつれ,それがマンネリ感を引き起こす原因にもなっていたわけだが,ドラゴンネストは違う。プレイの中心には,戦術と協力要素が根を張っているのだ。
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